2010年11月アーカイブ


下図のように、11月の費目と金額が日付順に入力されています。
(実際は1カ月すべての経費を入力しましょう)
経費台帳から、費目別集計表にそれぞれの値を作成してみましょう。

e0134-1.jpg


1.費目別集計を行うための表を作成しましょう。
  今回は、F5からF7には「合計」「件数」「平均」と入力をします。
  同じように、G3からJ3には「費目」と入力をします。
  (今回集計を行うのは、C列にフィールド名称が「費目」と記載されている
   各項目を集計するので、フィールド名を記載します)
  また、G4からJ4には、各費目名称を入力します。
  これで費目別集計を行うための準備ができました。

2.費目別「合計」を計算してみましょう。
  「合計」を算出する関数は「DSUM」を使用します。
  
  使い方は、

  =DSUM(データベース範囲,フィールド,検索条件範囲)
  
  データベース範囲:データベースの全範囲(フィールド名を含みます)
  
  フィールド:計算対象となるフィールド名が入力されているセル
        
  検索条件範囲:データベースの検索条件が設定されているセル範囲

  セルG5に数式をいれてみましょう。
   「=DSUM($B$4:$D$17,$D$4,G$3:G$4)
   ・データベース範囲は、必ず絶対参照で指定しましょう
   ・フィールドも絶対参照で指定しましょう
   ・検索条件範囲は、数式をコピーすることを考え、今回は行のみ絶対参照としましょう

3.費目別「件数」を計算してみましょう。
  「件数」を算出する関数は「DCOUNT」を使用します。
  使い方は「DSUM」と同様です。

4.費目別「平均」を計算してみましょう。
  「平均」を算出する関数は「DAVERAGE」を使用します。
  使い方は、「DSUM」と同様です。

5.消耗品費の「合計」「件数」「平均」が算出されました。
  J列の「荷造運賃」まで数式をコピーして完成です。




データベース関数は、コマンドによる集計方法と同じです。
メリットは、検索条件を指定し、シート上の任意のセルに特定項目の集計ができることです。

データベース関数の用途
売上伝票明細表から賞品別の件数、平均値、合計
アンケート調査の一覧表から男女別等属性別の各集計
成績一覧表から科目別成績の各集計




下図のように、アルバイトの勤務時刻を求める式を入力し、明細表に勤務時間と支給額が求められるようにしましょう。

e0133.jpg


1.勤務時間の計算式を入力しましょう
  ・セルH4に「=G4−F4」と数式を入れましょう
  ・セルH4の数式をオートフィル機能を使用してコピーしましょう
  ・勤務時間計のセルC5には「=SUM(H4:H11)」と数式を入れましょう

2.シリアル値を表示して、時間に換算してみましょう
  ・セルC5を選択し、
   Excel2003までの方は、
    メニューバーの「編集」→「クリア」→「書式」を選択します
   Excel2007の方は、
    「ホーム」→「編集」→「クリア」→「書式のクリア」を選択します
   Mac版の方は、
    「編集」→「消去」→「書式」を選択します
   これで、勤務時間計が時刻のシリアル値で表示されます
  ・時間換算のセルC6に「=C5*24」と数式を入れましょう
   勤務時間の合計が時間単位で表示されます

  ※セルに設定されている日付(時刻)の書式をクリアすると、 セルの表示形式は標準に変更されます
  ※シリアル値とは
    日付や時刻がセルに表示されるのは見かけの表示形式ですが、実態はシリアル値です。
    日付は1900年1月1日から1日ごとに1増える整数値で、時刻は24時間を1として午前0時ら1秒ごとに増える
    小数値でExcelは認識しています。この整数値や小数値のことをシリアル値と呼んでいます

3.支給額を算出してみましょう
  支給額のセルC7も「=C4*C6」と数式を入れましょう
  アルバイトの支給額が表示されます



ポイント
 ・日付/時刻関数の基礎となるシリアル値を用いて、勤務時刻から勤務時間と支給額を算出

覚えておこう!
 ・セルに「14:30」と入力をすると、時刻形式で表示されますね。
  見た目は時刻表示ですが、Excelが認識しているデータは「0.604166666666667」という
  値(シリアル値)です。
  時刻は午前0時0分0秒から翌日の午前0時0分0秒までの24時間を1として、すべて小数値で
  把握されます。そのため、加算、減算等の計算ができます。
  60分を超えると時間表示されます。時間表示が24時間を超えると、その部分は日単位に
  表示されませんが記憶されています。
  そのため、シリアル値に換算して時間換算すると正しい時間が計算されます。
  時刻は「13:90」のように入力したり、午前0時を超える場合、
  例えば
  午前2時30分なら「26:30」と入力しても、勤務時間の計算には正しく反映されます。

  日付の場合、Windows版Excelの日付システムは
  1900年1月1日から9999年12月31日までの連続する日付に
  1から2958465までの整数値(シリアル値)を割り当てています。
  Macintosh版Excelでは、1904年1月2日を1とするシステムを使います。

ユーザー定義の日付や時刻の種類

種類 表示形式と記述例 表示 備考
和暦 ge.m.d H22.11.15 gが元号、eが年を表示
ggge"年" 平成09年 1桁の年も2桁で表示
ggge"年"m"月"d"日" 平成22年11月26日 mが月、dが日を表示
西暦 yyyy/m/d 2010/11/15 yyyyが西暦年を表示
yyyy"年"m"月"d"日"    
yy 10 年を下2桁で表示
mm 08 1桁の月も2桁で表示
mmm Nov  
時刻 h:mm AM/PM 12:00AM hが時、mmが分を表示
h:mm:ss 12:00:00 ssが秒を表示
h"時"mm"分"ss"秒" 0時00分00秒  



均等割り付け


 選択した文字列の幅が、指定した文字数と同じ幅になるように、文字の間隔を調整して
 文字を均等に割り付けることができます。割り付け幅は、半角単位で指定できます。
 また、均等に割り付けた文字に書式を設定したり、均等に割り付けた文字を修正したりする
 こともできます。

文字を均等に割り付けてみましょう

 1.19行目の「場所」を文字単位で選択しましょう。
   w0098.jpg
 2.[均等割り付け]ボタンw0099.jpg をクリックします。
 3.[割り付け幅]ボックスに「4文字」と表示されるまでw0100.jpg をクリックします。
   OKボタンをクリックします。
   w0101.jpg
   w0102.jpg
 4.同様に「問い合わせ先」も4文字分の幅に均等に割り付けます。
   w0103.jpg

均等割り付けを解除するには…
 解除したい文字列内にカーソルを移動します。
 均等割り付けが設定されている文字列の下に水色の下線が表示されます。
 [均等割り付け]ボタンをクリックします。
 ダイアログボックスが表示されたら、[解除]をクリックします。


表作成


表作成の流れ
 Excelを使って表を作成する場合の作業の流れは、次のとおりです。

e0127.jpg
文字データを入力するには
 表を作成するには、まずワークシートに数値や文字などのデータを入力します。
e0128.jpg
データ入力
 新規ブックを作成しましょう。
  
  1.[新規作成]をクリックしましょう。
    e0129.jpg
  2.タイトルバーに【Book*」と表示されていることを確認しましょう。
    (*は最初のブックなら1、2回目なら2となります)
    e0130.jpg

下図を参考に、文字や日付を入力しましょう。
  A B C D E
 1           
 2  売上一覧        
 3           
 4        日付 10月1日
 5  商品ID 商品名 単価 数量 金額
 6  C001 コーヒー詰合せ 2700 1100   
 7  C002 乳製品パック 3200 900   
 8  C003 かつおぶし缶入り 2400 1200  
 9  C004 入浴剤詰合せ 3300 2000  
 10  C005 洋菓子のセット 1800 1500  
 11  合計        

入力方法について
 入力時のポイント
 ・表のタイトルや項目名は、日本語入力システムがオンの状態で入力します。
 ・1つのセルには、1つの項目を入力し、タイトル「売上一覧」は、セルA2に入力します。
 ・「入浴剤詰合わせ」を入力すると、オートコンプリート機能により、文字が自動表示します。
  無視してそのまま入力するか、Escキーを押して取り消してください。
 ・セルE4には、日本語入力システムがオフの状態で「10/1」と入力します。
 ・セルA6〜A10の「C001〜C005」は、オートフィル機能を使って入力します。

オートコンプリートとは…
 同じ列にある文字と同じ文字を入力するときに、先頭の何文字かを入力するだけで、
 残りの文字が自動的に表示される機能です。

 ※日本語入力システムをオフの状態にして行うと、Enterキーを1回押すだけで
   効率よく入力できます。
   日本語入力システムがオンの状態で数値データを入力すると、
   Enterキーを2回(文字の確定、データの確定)押す必要があります。

操作を間違ってしまった場合
 操作を元に戻すには
  誤って目的とは別のコマンドを実行したり、間違ったデータを入力した後で、
  その結果を元に戻したい場合、[標準]ツールバーの[元に戻す]ボタンe0102.jpg をクリックします。

数値データを入力
 セルC6〜D10に数値データを連続して入力しましょう。

  1.セルC6〜D10を範囲選択しましょう。
  2.セルC6に「2007」と入力しましょう。
  3.Enterキーを押下し、セルC7をアクティブにしましょう。
    e0131.gif
  4.同様に、セルC7〜C10に単価のデータを入力しましょう。
    セルC10まで入力したらEnterキーを押下します。
  5.アクティブセルがD6に移動します。
  6.同様に、セルD6〜D10に数量を入力します。
    入力が完了したら、範囲選択以外の場所をクリックし、範囲選択を解除しましょう。
    e0132.jpg

2011年10月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31