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端数処理


10円単位や100円単位など切りのよい数値に揃えたい場合に使用する関数を学習します。

CEILING関数
 =CEILING(数値,基準値)
   数値をはさむ基準値の倍数のうち、0より遠い値を返します
   (絶対値で比べて大きいほうの値)
   例) =CEILING(125,10)
      =130
       この場合、120をはさむ10の倍数は120か130です
       このうち0より遠い値は130です

FLOOR関数
 =FLOOR(数値,基準値)
   数値をはさむ基準値の倍数のうち、0に近い値を返します
   (絶対値で比べて小さいほうの値)
   例) =FLOOR(125,10)
      =120
       この場合、120をはさむ10の倍数は120か130です
       このうち0に近い値は120です

MROUND関数
 =MROUND(数値,基準値)
  基準値の倍数になるように四捨五入を行います
  ※この関数を使うには、分析ツールを組み込まなくてはいけません
  例) =MROUND(125,10)
     =130
       この場合、数値の125が10の倍数になる四捨五入の値は130です


e0137.jpg

1.セルE7の合計金額を100円単位で四捨五入してみましょう。
  セルE9に数式を入力してみましょう。
  =CEILING(E7,100)

2.セルE7の合計金額を100円単位で切り捨てしてみましょう。
  セルE10に数式を入力してみましょう。
  =FLOOR(E7,100)

3.セルE7の合計金額を100円単位で切り上げてみましょう。
  セルE11に数式を入力してみましょう。
  =MROUND(E7,100)

※EVEN関数
  数値を切り上げて最も近い偶数にします
  =EVEN(数値)

※ODD関数
  数値を切り上げて最も近い奇数にします
  =ODD(数値)



見積計算書において、合計金額の小数点未満を四捨五入、切り捨て、切り上げた値を求めてみましょう。

小数点の特定の桁数以下を四捨五入したり、切り捨てしたり、切り上げをしたりしますが、今回はこれらを行う関数をご紹介します。

四捨五入の場合
 =ROUND(数値,桁数)
  数値を四捨五入し、指定された桁数にします

切り捨ての場合
 =ROUNDDOWN(数値,桁数)
  数値を指定された桁数にして、残りを切り捨てます

切り上げの場合
 =ROUNDUP(数値,桁数)
  数値を指定された桁数にして、残りを切り上げます

※数値=四捨五入、切り捨て、切り上げをしたい数値
  桁数=数値の結果の桁数を指定
      桁数に0を指定すると数値は最も近い整数として計算されます
      桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側(整数部分)で、
      桁数に正の数を指定すると、数値は小数点の右側(小数点以下)で計算されます。

e0136.jpg

1.セルE9の合計を四捨五入した値をセルE9に算出してみましょう。
  セルE9に数式を入力します。
  =ROUND(E7,2)

2.セルE9の合計を切り捨てした値をセルE10に算出してみましょう。
  セルE10に数式を入力します。
  =ROUNDDOWN(E7,2)

3.セルE9の合計を切り上げした値をセルE11に算出してみましょう。
  セルE11に数式を入力します。
  =ROUNDUP(E7,2)


※整数にしたい場合に使用するINT関数
  =INT(数値)
  数値を超えない最大の整数を算出します。
  

SUBTOTAL関数を用い、引数を変えるだけで、
「件数」「平均値」「最大値」「最小値」「標準偏差」「分散」などの集計値を
算出することができます。

数式は
 =SUBTOTAL(集計方法,範囲)

集計方法の指定番号と算出される集計値
 指定 
 番号 
算出される集計値  同じ機能の関数 
1  平均値  AVERAGE
2  数値データの個数   COUNT
3  空白でないセルの個数   COUNTA
4  最大値  MAX
5  最小値  MIN
6  すべての引数の積   PRODUCT
7  引数を標本とみなした標準偏差   STDEV
8  引数を母集団とみなした標準偏差   STDEVP
9  合計  SUM
10  引数を標本とみなした分散  VAR
11  引数を母集団とみなした分散  VARP


下図のように、右の成績表をもとに、左表の集計値一覧表を作成してみましょう。

e0135.jpg

1.セルC5に数式を入れて国語の件数を求めてみましょう。
  「=SUBTOTAL(2,$H5:$J12)」

2.下方向にセルC5の数式をコピーしてみましょう。
  すべて、件数が表示されていますので、集計方法を修正してみましょう。
  平均=1 最大値=4 最小値=5 標準偏差=7 分散=10
  数式を修正したら、右へ全て数式コピーしましょう。
  上図の左側の「集計値一覧表」のように表示されましたね。


※調査データ等の場合、オートフィルタを設定すると、リストを抽出して非表示になった行は
  無視されるため、抽出リストだけの集計値を表示することができます。


2011年10月

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